弱さの物語
弱さ
人には誰しも弱さが存在します。
強いだけの人なんていません。
一見強く見える人にも弱さは存在します。
それを強く感じたのがこの作品。
めちゃくちゃいい話でした。
(超微小ネタバレ失礼します。)
この作品の登場人物達は皆、弱さを抱えていました。そして、自分の弱さを受け入れることが出来ず、弱さから逃げていました。しかし、同時に、このままではダメだと思っています。
そこにサトシはきっかけを与えます。
サトシの一言によって皆、自分の弱さと向き合います。
私は、そんな彼らを見て、自分はどうなんだろう?と考えました。
自分にも弱さは存在します。
考えつくだけでたくさんの弱さがあります。
そして、その弱さから逃げています。
私はこのままでいいのか?と考えます。
そんな時、エンドロールで流れている曲が私に語りかけます。
「ネガティブだって君の大事な欠片」
あぁ、そうか…
そうだったのか…
この時、ようやく私は大事なことに気づきました。
自分が認めたくない自分の弱さ。目を背けてしまいたい弱さ。
それも全部大切な自分の一部なんだ と。
自分の弱さを自分が受け入れずに誰が受け入れるのか。
自分を1番理解しているのは自分なのに。
そんな自分が大切な自分の一部から目を背けて、逃げてどうするんだ!と。
自分の弱さを受け入れ、その上で胸を張って素敵な人生を送っていきたい。
弱さを受け入れるのは苦しいかもしれない。
ゆっくりでいいから自分と向き合っていこう。
そう決めました。
おまけ
ポルノグラフィティが歌う、この映画の主題歌「ブレス」。
この曲の中で私の好きな歌詞がもう一つあります。
「それぞれの道がある 誰も君の道は行けない」
この映画のメインテーマである「みんなの物語」に沿った歌詞。
めちゃくちゃ刺さりました。
この世界にはたくさんの種類の人がいて、それぞれ違う人生を生きている。
自分の人生を歩くのは自分しかできない。
だから、時には一休み(ブレス)でもしながら、自分の好きなように歩いていこう。
そう思いました。
たくさんの色で書かれたV。
Vは、楽譜上でブレス(息継ぎ)を意味します。
「みんなの物語」をこの1枚の絵で表現していることに気づいた時は鳥肌が止まりませんでした。
興味のある方は、聞いてみてはいかがでしょうか?
それでは今日はこの辺で。
さようなら( ´ ▽ ` )ノ